介護保険認定の「要支援」を市町村に移管
するという案を、厚労省としては見送ると
いう記事が載っていました。
ただし「全て」ではなく、要支援の介護給付
の6割にあたる訪問介護とデイサービスに
関しては市町村に移し、その他のサービスは
現行のままにする、と。
これまたややこしいというか、利用側も
ケアマネジャーも手続きが繁雑になりそうな
気がします。
当社も京都でデイサービスを運営していま
すが、一番需要の多いデイサービスは、
公的介護保険スタート時から、一番変化を
遂げてきており、その用途の広がりは違う
サービスともとれるくらいです。
この部分をもっと今後カテゴリーごとに
細分化していってもいいように感じます。
レスパイトケア要素の高いデイと、本人の
意思により機能改善や他の目的をもった
デイでは、似て非なるもの。
自ずと国(全国共通)主導の必要性がある
ものと、地域に特性をまかせていいものに
分かれてくるような気がします。
そういう点では、施設サービスも然りですね。
ちょっと前に書いた「住宅施策(補助)」
もそうですが、社会構造も人々の意識も
変化し続ける中、もっと制度は柔軟性を
もってもいいように思いますね〜。
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-- シニ生活情報誌『もも百歳』:HP『有料老人ホーム百科事典』 --
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2013年11月14日
要支援の給付、右往左往?
posted by もも at 21:23| 日記
2013年11月13日
特養ホームが50万人分に
厚労省の平成24年度のデータによると、
特養ホームは、全国で50.7万床となり、
50万人分を超えました。
この2年ほどで急に増えてきたようです。
要介護人口の増加に比例しているわけでは
なく、まだまだ不足はしているといえる
でしょう。日本も北欧・欧州にならい、
住宅施策に移行しつつあります。
高齢者住宅+介護サービス。
しかしまだまだ整備は追いつきません。
住宅施策を充実させたとしても介護施設は
最後の受け皿として必要。
この50.7万床ですが、65歳以上の高齢者人口
対比で考えると1.6%程度で、北欧などの
5%〜6%に比べるとかなり低い状況です。
仮に80歳以上という介護認定率がかなり高い
年代人口対比で5.5%。
しかし要介護状態は年齢だけでは判断でき
ません。やはりまだ不足感はぬぐえないですね。
民間サービス(施設・住宅)を利用する
ことも頭に置いて老後設計をすることが
重要ですが、そこには資金力がつきもの。
老後格差は今後益々広がっていきます。
若い世代は自助努力で老後資金を確保し、
中年期以降は、しっかりと老後の住まい設計
を考え、知識とシミュレーションが大切です。
「特養が増えた」と喜べません。
その増加に追い付かない要介護人口の増加が
あるのですからね。
まずは、介護予防がもっとも大切です。
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50万人分を超えました。
この2年ほどで急に増えてきたようです。
要介護人口の増加に比例しているわけでは
なく、まだまだ不足はしているといえる
でしょう。日本も北欧・欧州にならい、
住宅施策に移行しつつあります。
高齢者住宅+介護サービス。
しかしまだまだ整備は追いつきません。
住宅施策を充実させたとしても介護施設は
最後の受け皿として必要。
この50.7万床ですが、65歳以上の高齢者人口
対比で考えると1.6%程度で、北欧などの
5%〜6%に比べるとかなり低い状況です。
仮に80歳以上という介護認定率がかなり高い
年代人口対比で5.5%。
しかし要介護状態は年齢だけでは判断でき
ません。やはりまだ不足感はぬぐえないですね。
民間サービス(施設・住宅)を利用する
ことも頭に置いて老後設計をすることが
重要ですが、そこには資金力がつきもの。
老後格差は今後益々広がっていきます。
若い世代は自助努力で老後資金を確保し、
中年期以降は、しっかりと老後の住まい設計
を考え、知識とシミュレーションが大切です。
「特養が増えた」と喜べません。
その増加に追い付かない要介護人口の増加が
あるのですからね。
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posted by もも at 20:08| 日記
2013年11月12日
どうなる?日本版IRA
週末はいろいろ気になる記事があったのですが、
これも注目です。日本版IRA。
アメリカのリタイアメント・プランを見ていると
必ず出てくるIRA。個人退職勘定、私的年金ですね。
しかし来年からNISAも始まります。
金融リテラシーがまだまだ定着しない日本で
これらの違い(メリット・デメリット)を
きちんと教育していけるかも大きな課題です。
新聞ではIRAの導入を、個人金融資産を貯蓄
から投資へと位置付けていますが(NISAも
同様)、なんとなく崩れゆく公的年金から
自己責任のNISAなりIRAなりにシフトしていく
(責任転嫁ともいえる?)ようにも感じます。
それにしても、NISAも当初日本版ISAといわれ
日本のISAということでNISAになりました。
IRAは、同様にNIRAとかになるのでしょうか。
ニーサとニーラ、ああややこしい(-_-;)。
なんだかロシアの双子みたいなイメージです(^_^;)。
しかし、現段階の案では年間120万円まで
非課税というのはすごい。ざっと計算で
12万円の節税効果がありますね。
それから、NISAも期間延長論が。
まだ始まっていないのに(^_^;)。
また、証券取引所では来年初から新しい株式
指標をスタートするとか。JPX日経400という
のだそうですが、日経平均(225)、TOPIX
と並んで、メジャー指数になるでしょうか。
我が国も、いよいよ1100兆円の借金が目の前
に迫ります。国の焦りが見えるような気がします。
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必ず出てくるIRA。個人退職勘定、私的年金ですね。
しかし来年からNISAも始まります。
金融リテラシーがまだまだ定着しない日本で
これらの違い(メリット・デメリット)を
きちんと教育していけるかも大きな課題です。
新聞ではIRAの導入を、個人金融資産を貯蓄
から投資へと位置付けていますが(NISAも
同様)、なんとなく崩れゆく公的年金から
自己責任のNISAなりIRAなりにシフトしていく
(責任転嫁ともいえる?)ようにも感じます。
それにしても、NISAも当初日本版ISAといわれ
日本のISAということでNISAになりました。
IRAは、同様にNIRAとかになるのでしょうか。
ニーサとニーラ、ああややこしい(-_-;)。
なんだかロシアの双子みたいなイメージです(^_^;)。
しかし、現段階の案では年間120万円まで
非課税というのはすごい。ざっと計算で
12万円の節税効果がありますね。
それから、NISAも期間延長論が。
まだ始まっていないのに(^_^;)。
また、証券取引所では来年初から新しい株式
指標をスタートするとか。JPX日経400という
のだそうですが、日経平均(225)、TOPIX
と並んで、メジャー指数になるでしょうか。
我が国も、いよいよ1100兆円の借金が目の前
に迫ります。国の焦りが見えるような気がします。
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posted by もも at 18:38| 日記
2013年11月11日
看護師の医療行為解禁へ
急に寒くなりました(>_<)、冬到来?!
今日は介護の日です。
私が連載させて頂いている読売新聞(首都圏)
の朝刊にも8日・9日と両日にわたって特集が
組まれました。
さて、週末、看護師の医療行為についての
改正案が出ていました。
医師の具体的な指示がなくても、気管挿管や
点滴、抗不安薬を飲ませるなど医師がしてきた
41の行為を「特定行為」と位置付け、研修等
を受けた看護師が判断して対処できるように
するそうです。
2015年度の施行を目指します。
医療従事者不足のおり、画期的な制度だと
思います。個人的には、研修だけでなく
学科試験も行ってほしいような気がしますが…
北欧やヨーロッパの一部では、同様に看護師
も一部医師の代わりができるようになって
います。特に欧州はGP(家庭医制度)が基本
でもあるため、看護師の地位がとても高い
ようです。
日本でもヘタな(?笑)お医者さんより
肝の据わったベテラン看護師さんのほうが
ずっと頼りがいあると感じる時もあります。
一定の(高いレベルの)基準をクリアした
看護師には、ある段階の状態にある患者
(特に高齢期の看取りなど)への対応を
まかせられるようになればと感じます。
その分、在宅医療を充実化できれば。
もちろん、さまざまな課題もあるでしょう。
しかし、まだまだ高齢人口が増える日本
(および先進諸国)は、臨機応変な施策を
スピーディに行っていかねばならないですね。
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の朝刊にも8日・9日と両日にわたって特集が
組まれました。
さて、週末、看護師の医療行為についての
改正案が出ていました。
医師の具体的な指示がなくても、気管挿管や
点滴、抗不安薬を飲ませるなど医師がしてきた
41の行為を「特定行為」と位置付け、研修等
を受けた看護師が判断して対処できるように
するそうです。
2015年度の施行を目指します。
医療従事者不足のおり、画期的な制度だと
思います。個人的には、研修だけでなく
学科試験も行ってほしいような気がしますが…
北欧やヨーロッパの一部では、同様に看護師
も一部医師の代わりができるようになって
います。特に欧州はGP(家庭医制度)が基本
でもあるため、看護師の地位がとても高い
ようです。
日本でもヘタな(?笑)お医者さんより
肝の据わったベテラン看護師さんのほうが
ずっと頼りがいあると感じる時もあります。
一定の(高いレベルの)基準をクリアした
看護師には、ある段階の状態にある患者
(特に高齢期の看取りなど)への対応を
まかせられるようになればと感じます。
その分、在宅医療を充実化できれば。
もちろん、さまざまな課題もあるでしょう。
しかし、まだまだ高齢人口が増える日本
(および先進諸国)は、臨機応変な施策を
スピーディに行っていかねばならないですね。
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posted by もも at 20:18| 日記
2013年11月08日
有老ホームとサ高住の違い
1日遅れですが、昨日は高齢者の住まい
見学講座でした。もう常連さんもおられる
ようで(^_^;)、皆さん勉強熱心です。
今まで「自立型」有料老人ホームに見学
に行っていましたが、今回は先月開設した
ばかりのサービス付き高齢者向け住宅に
ご協力いただくことができたので、すでに
ご入居者がいる中、お邪魔させて頂きました。

サ高住といっても介護型なので、今までの
見学内容と異なります。自立も入居可ですが
作りは介護型で実際ご入居されている方も
全員認定者です。
不思議だったのは、最後の質疑応答がいつに
なく真剣でした。中にはご家族の介護の必要
のある方もおられたのですが、ほとんどの方
が「自分のため」。自立型を探しているものの、
皆さん住み替えの目的は将来の介護なので、
今回の介護専用施設を見ることで、ぐんと
身近に感じたのでしょうか。
受講生の多くは「有老ホームとサ高住の違いが
相変わらずわからない」と言われていましたが、
サ高住現場に行き、担当者にも話を聞き、
「ようやくわかりかけてきた」と明るい顔に
なっておられました。
介護の対応、将来重度化した際の対応、
それぞれのメリット・デメリットが少しずつ
体感できるようになってきたみたいです。
やはり現場はとても大切。
また改めてもう一度家族と見学に来たいと
いう方も。今回の運営事業者は医療・介護
の大きな社会福祉法人なので、バックボーン
への期待も大きいようです。
40室のサ高住ですが、食事のチョイスも
可能でした。今回はちらし寿司ランチで
皆さん「美味しい!」と連呼でした(^o^)。

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ようで(^_^;)、皆さん勉強熱心です。
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ご協力いただくことができたので、すでに
ご入居者がいる中、お邪魔させて頂きました。

サ高住といっても介護型なので、今までの
見学内容と異なります。自立も入居可ですが
作りは介護型で実際ご入居されている方も
全員認定者です。
不思議だったのは、最後の質疑応答がいつに
なく真剣でした。中にはご家族の介護の必要
のある方もおられたのですが、ほとんどの方
が「自分のため」。自立型を探しているものの、
皆さん住み替えの目的は将来の介護なので、
今回の介護専用施設を見ることで、ぐんと
身近に感じたのでしょうか。
受講生の多くは「有老ホームとサ高住の違いが
相変わらずわからない」と言われていましたが、
サ高住現場に行き、担当者にも話を聞き、
「ようやくわかりかけてきた」と明るい顔に
なっておられました。
介護の対応、将来重度化した際の対応、
それぞれのメリット・デメリットが少しずつ
体感できるようになってきたみたいです。
やはり現場はとても大切。
また改めてもう一度家族と見学に来たいと
いう方も。今回の運営事業者は医療・介護
の大きな社会福祉法人なので、バックボーン
への期待も大きいようです。
40室のサ高住ですが、食事のチョイスも
可能でした。今回はちらし寿司ランチで
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posted by もも at 18:16| 日記