
ちょっとこの派手な表紙が意外と好きです(^_^)。
この中の2視察先を私も原稿担当しているの
ですが、あらためて読み返していると1年前の
複雑だった豪州の介護・住宅施策が思い出され
ました。
他国の仕組みは難しいと感じますが、他国から
すると我が国の制度も相当理解に苦しむでしょうね。
だって、日本人でさえよくわかってない(^_^;)。
豪州では在宅と施設のサービス。
施設はHighとLow、在宅は介護度に応じて
数段階に分かれているのですが、振り返ると
わかりやすい。
そして、老若男女に関わらず「住宅補助」と
いうシステムが行き渡っている。
なので、「住まい」で戸惑うことはあまりない
と考えられます。
日本の場合、生活保護を含む一部の特殊な層が
対象となるのが住宅施策。
しかし、これから特に高齢期は「住宅」の問題
は大きくなっていくでしょう。
国は「ケア付き住宅(仮)」なる低所得者向け
の住宅開発を進めるようですが、現物主義施策
ですね。
確かに「住宅手当」の対象を選定するのは
難しい。現金給付だと正しく住宅に使われるのか、
不正に繋がらないか、いろいろ懸念材料もある。
日本は人口が減少していくので住宅自体が
不足はしないのですが、その人が暮らすに適する
住まいが充実するかどうかは大きな課題です。
住宅補助、金銭的補助なのか現物補助なのか、
これからの日本の動き、どうなるでしょう。
来週末から3年ぶりに再びデンマークへ飛びます。
3年でどれくらい変わっているでしょうか。
また現地からもレポートしたいと思います。
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