2014年01月31日

来年の介護保険改正の進捗

昨日の新聞掲載の話ですが…
来年度の介護保険改正案が目白押しの
今日この頃ですが、介護保険サービスを
利用時1割負担→2割負担にする時期を
当初の4月開始ではなく8月にするとの
ことです。

現時点では、年金収入が単身280万、
夫婦で359万円のラインが濃い。
しかしいつも思うのですが「年金収入」
に限定すると、年金外の収入の多い人は
どうなるのかと…。資産が莫大にある人
もいます。

特養入所制限も同様ですが、その人の
負担能力を測ることは非常に難しいです。
国民年金は満額でも月額にすると6万円台。
しかし数億という資産を持っている人や
金融資産の運用により配当などが数百万円
になる人もいます。

一概に年金収入だけで測ることはやはり
不公平さもあるように感じますね。

ちなみに、総務省の家計調査(H24年度)に
よると、60歳以上2人以上世帯の貯蓄残高は
中央値が1,522万円、平均値が2,223万円。
貯蓄1千万円以下は37.8%。
一部の大資産家が平均値を引き上げていると
感じます。

不公平感のないような仕組み、必要ですね(-_-;)

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posted by もも at 17:39| 日記

2014年01月30日

認知症への不安と情報過多

最近、認知症に関するニュースが増えて
いるように感じます。ニュースだけでなく
ドキュメンタリーなども。

世界的に確かに認知症患者は増加していて
特に先進国ではかなり「問題化」している
様子ですが、だーいぶ前にもブログに書いた
ことながら、増えているよりわかってきた
だけではないか、と。

弊誌「もも百歳」冬号は「軽度認知障害」が
テーマだったのですが、読者アンケートを
拝見していますと「身内にも同じ症状がいる」
「親が(80代、90代)認知症」といった
コメントがとても多いようです。

昔の大家族の時代は、「おばあちゃん、
ボケてきてるし」と言いながらも、まあ
トシをとればそんなもんだろう、と家族も
地域もナチュラルな現象として認識して
いたものが、核家族化が進み「問題だ!」
となっている昨今ではと思います。

昨日の「病気化」と一緒で(^_^;)、とかく
病気認定したがる社会になってきたように
感じますね。
確かに、命や社会のトラブルに関わることも
ありますが、問題の無いレベルの認知症にも
「大変だ、大変だ」と騒ぎすぎるのはいかが
なものか、と思ったりします。

それこそ、安心して平和な生活が営めなく
なってしまう…。

シワのない80歳はいないわけで、脳も同じ
と考えて、本当に危惧すべき事態なのかどうか、
冷静に考えてみたいとも思うこの頃です。

●2月の関西エリアでのセミナー・講座です
◇大津市消費生活センター
http://www.city.otsu.shiga.jp/www/contents/1390203231164/index.html
◇NHK文化センター京都
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_875091.html

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posted by もも at 20:58| 日記

2014年01月29日

圧迫面接ならぬ圧迫医療

昨今医師によるガンを中心とした治療や
延命に関する相反するテーマの書籍がとても
売れているようです。

方や「徹底した治療をすべき」派
方や「無駄な治療はすべきでない」派

いずれの言い分もありだとは思いますが、
基本的には個人の価値観次第ですね。

弊誌「もも百歳」の冬号読者アンケートで
まだ集計はできていないようですが、
延命についての考え方をお聞きしている
項目では、圧倒的に「延命不要」が多い
ようです。しかし中には「延命派」も
おられます。正しい・間違いという問題
ではないですね。

ただ、私もいくつかの書籍を読んでみて、
また今の医療制度から、何か悪いところが
検査で見つかって、医師から「治療しないと
○○になる」と言われたら、たとえ無駄な
治療はしなくていいと思っていても、ついつい
「ではお願いします」と言ってしまうと思います。
よほど確固たる意志がない限り…

早期発見による早期治療で医療費を軽減
できるという観点で国民総健康診断時代
ですが、果たしてどうなのでしょうか?
病気の人が増えるばかり、医療費は上がる
ばかり(-_-;)。。。

中には、無理やり病気に仕立て上げられて
いるのではと思わざるを得ないこともあり
ます。もっともたるものが高血圧。
以前は上160以上だったものが、140になり
昨今では130だとか(@_@)。

これで多くの人が高血圧と言われ、薬を
処方され、ある意味一生ドランカー(^_^;)。
医者も製薬会社も儲かりますね。

血圧だけでなく、他の基準値も要注意です。
不必要にハードルを下げられひっかかって
きているのでは。
薬を飲んで副作用に苦しみながら長生き
することも良しとする人はいいですが。
人間いつかは、必ず最期を迎える。
どういう人生を送りたいか、選択肢が増えた
ぶん、難しい世の中です。
高齢者の住まいも同じ。

正しい知識をつけて、しっかりと自分の
意見を持ちたいものです。


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posted by もも at 21:16| 日記

2014年01月28日

正しい知識と感覚的な思い込み

最近のセミナーで使う3問テストで、
介護付有料老人ホーム・住宅型有料老人
ホームの説明が○か×かというものが
あります。種明かしすると、テスト問題は
いつも答は「×」にしています(^_^;)。

日本や漢字を使う国は便利といいますか、
その文字が示すイメージで説明がつく
場合が多々あるものの、それが逆に命取り
(大げさ?)になることもあります。

中国圏に行って、日本語の意味で筆談
すると全く違う意味ということもよく
ありますが(^_^;)。

冒頭の話で、有料老人ホームの分類の
介護付・住宅型をその印象だけで間違う方
は結構多いです。半数以上でしょう。

昨日のセミナーでもアンケートや質問票を
拝見していると、思い込みや勘違いのご意見
ご質問が散見されました。

しかし、違っているかもという疑問を自分で
持たない限り、自身の中では正しい見解と
して解釈されてしまいます。
おそらく、私自身も誰でもこういうことって
あるでしょう。

しかし、それが健康や財産に影響のない
ことであればまあよしとしても、そうじゃ
ない場合はかなり問題です。

不安がある場合、自信がない場合は、
やはりきっちりと確認・理解することが
とても大切ですね(^_^)。

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posted by もも at 18:02| 日記

2014年01月27日

終身旅行者は最後にどこに帰るのか?

ここ1週間ほど「PT(終身旅行者)」という
本を読んでおりました。
PTというと理学療法士とイメージしそうですが(^_^;)、
Permanent Traveler のことだそうです。

実際一生旅行し続けるという意味ではなく、
用途に応じて、生活拠点を割り振りリスク分散
させるという考え方です。

富裕層向けのファイナンス手法であり、そうそう
普通の人にはできないことだと思われますが、
興味深い内容でした。

考え方を
・国籍を持つ国
・ビジネスを営む国
・居宅を持つ国
・資産運用を行う国
・余暇を過ごす国
・寄付をする国
と6つに分けて、それぞれ分析をしています。
何処の国がいいとか、こうすればいいという内容
ではないのですが、膨大なデータに裏付けされた
淡々とした客観的事実は非常に面白い!

そしてこの著者が最初に書いたこの本は13年前、
その時と13年後では想定をすっかり変えないと
いけないくらい、変化のスピードが異なってきて
いるということです。確かに。
これから「計画」というものは随時見直さないと
なかなか「やれやれ、これで一安心」と落ち着く
ことは難しいのですね。

しかし、日本人は島国人でもあるので、どう
世界分散しても、最期は日本に帰りたいもの
ではないかと感じます。
かくいうワタクシも、願望としては早期リタイア
海外脱出を狙っておりますが、数年前の想定通りに
いきそうにないです(^_^;)。
自分の都合というのではなく、世界の変化が想定外
というこですね…

さて、話は変わり、今日は横浜で住宅公社さん
主催の大きなセミナーでした。昨日とうって
かわって寒くなった今日、たくさんの方々がお越し
くださいまして、ありがとうございました<(_ _)>。

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posted by もも at 18:07| 日記