2014年10月31日

ロボットの時代はいつから

気が付けば10月も末日…
毎年言っていますが(^_^;)、月日の過ぎる
のは早いです。やり残し仕事がいっぱい…

日経朝刊のトップに、「医療・介護ロボ」
テーマの記事がありました。
SFの話ではない…と続くのですが、この中で
紹介されていた高齢者向けの体操をする
ロボットは、先日私も実物を見てきました。

人間が指導するより、よほど皆さんは言う
ことを聞くそうです(^_^;)。

動物などもそうですが、人間と違い「素直」
な生き物に(ロボットは生き物と言っては
いけないかもですが)、素直に応じられる
のかも。

人間は知恵がある分、良いことも悪いこと
も考える。だんだん直観だけの生き方に
なっていくと、そのあたりは鋭敏に感じ
とれるのかもしれません。

ロボットに嫌悪感を示す人もいますが、
現物を見てみると、また感想はガラリと
変わると思います。

これからの社会、全面を頼るのというの
ではなく、必要な部分はテクノロジーと
して、「人間の代わり」を期待しても
いいのでは。

ただし、人間以上のものを求めるのは
おかしいと思います。人間が人間らしく
人生を送れるように…これが本来の目的。

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posted by もも at 14:21| 日記

2014年10月30日

特養ホームでの看取り

昨日の社会保障審議会の資料に特養ホーム
での看取りに関する内容がありました。

看取り介護における課題として、
本人や家族に関する要因は5%前後以下と
少ないのに対し、最も多いのが施設の業務
として「看取り介護を行うことで職員の
精神的負担が増す」(37.3%)です。

他にも施設として経験が不足している、
研修などを通じた知識・技術が不足している
などが高いポイントになっています。

これはちょっと心もとない状況です(-_-;)。
いかに日本人が「死」を忌み嫌い隠し隔離
するようになったか(病院に押し付ける?)
というあらわれかも。

毎日拝見している在宅医の長尾先生のブログ
でも同様に、介護施設で死を受け入れられ
ないということをよく書かれています。

以前、積極的に素晴らしい看取りをされて
いる有料老人ホームの担当の方も、長年の
経験のある職員だからこそできると
おっしゃっていました。

施設や職員の看取りに対する研修もとても
大切ですが、日本人ひとりひとりの「死」
への教育も重要だと痛感します。

どうしたいのか、どこまで希望するのか、
どうやって迎えるのか、心や時間の準備
をひとりひとりがしっかり認識すべき。

施設だけのせいではないと感じます。

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posted by もも at 14:59| 日記

2014年10月29日

公的施設も負担増の流れに

来年からの改正案として、特養ホームの
大部屋(多床室)も家賃相当になる居住費
を1.5万円ほど徴収する内容が出ています。

今まで月々の費用が全部まとめておおよそ
大部屋の場合8万円程度だったのが10万円
近くになるということですね。

特養ホーム含む介護3施設は低価格である
ことが人気です。
高齢者自らが入居するというより家族が
“入居させる”形でしょう。

しかし、月10万円近くになると年金生活
では苦しい人も相当出てくるはずです。
反面、本人や家族にゆとりのある人でも
価格は安いまま。

介護保険は平等ということですが、それは
公平とは言えないのでは。
措置の部分が残っているとはいえ、以前に
比べ使いづらいのは事実です。

低所得者向けの高齢者住宅案も出ていま
したが、その後どうなっているのか?
はたしてそれが「低所得」に叶った内容
なのか。

制度の問題もありますが、国民ひとり
ひとりが考える高齢期・終末期の問題も
非常に大きいです。

話は変わり…
12月に新しいテキストを発行します(^o^)。
高い評価を頂いている「老人ホーム見学
講座」の内容をテキストにしてみました。

写真がかなり多く、わかりやすさを追求
しております。来月にはHPにもUPできる
予定です。

1410291.jpg

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posted by もも at 13:24| 日記

2014年10月28日

介護職員確保の数値目標

なんともノンビリした記事といいますか、
厚労省は人手不足が見込まれる介護職員を
確保するための対策作りに「着手した」
とのことです。

今頃…(-_-;)

とはいえ、昨今から話題になっていた、
簡単な介護の資格の創設や外国人の技能
実習制度の拡充など、さほど目新しい
内容はありませんが…

資格が出来たから働く人が増えるという
単純な考えは本気なのでしょうか。

新聞には、サービスの品質維持と人員の
確保をどう両立するかが大きな課題と
書かれていましたが、その通りですね。

以前から何度もつぶやいて(笑)いますが、
こういう内容を検討する人達は数年
介護現場で働いてみてほしいです。
机上の空論とはよく言ったもので。

国主導には限度があると感じます。
もっと地域に合わせた体制や仕組みを
作っていけば。リーダシップのある人が
キーですねー。

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posted by もも at 13:46| 日記

2014年10月27日

高齢期の暮らし、IT化とアナログ化

実は去年12月から首都圏出張の折、週末に
坂東三十三箇所お札巡りをしています。
ほぼ2/3が終了しました(^_^)。
昨日と一昨日も茨城、群馬のお寺を巡り
ました。そこで思ったいろいろですが…

巡礼のお寺は結構田舎にあり、なかなか
交通の便が不便なところです。
そうするとよく見かけたのが移動販売車。

141027.jpg

「安心見守り中」といった札も付けて
走っておられます。タクシーの運転手さんも
「あれは年寄には欠かせないんだよ」と
おっしゃっていました。

思い起こせば私の小さい頃、お魚屋さんは
移動販売で来ていました。ワクワクしました。

反面、都心ではネットスーパーでのお届け
も昨今人気のようです。
いずれも高齢者の不便な買い物解消に
役だっているのですが、介護のIT化も含め
複雑な心境にもなります。

一方で、昨日行った群馬県のずっと田舎の
ほうのお寺の前で無人販売の野菜があり
ました。いえ、無人販売と思っていたら
「お代は家の方にお声掛けください」と
書かれています。
しばらく見ていると、中からモンペ姿の
90代半ばとみられるおばあちゃんが出て
来られ、野菜の説明をしてくれます。

おばあちゃんのセールストークに参って(^_^;)、
何点か、買わせてもらいました。

141027_2.jpg

はるばる京都まで戻り、早速その夜野菜を
頂いて、おばあちゃんおっしゃる通り、
美味しい!(^o^)!

作り手が見えて、安心の野菜で、しかも
美味しい。(さらに激安)
流通は発達しましたが、アナログの大切さ
も実感するこの頃です。

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posted by もも at 14:00| 日記