過去何度かこの話も書いてきましたが、
今でもときどき、いろいろな企業から
「有料老人ホームの事業をしたい」
と話を聞かされることがあります。
たいていの場合、その担当者は介護や
高齢者サービスにほぼ関係のない仕事
をしたいた人。元銀行員というケース
も少なくありません。
「ご相談」という名目ですが、
ほぼ会社の上層部からはヤレと指示を
受けていて、何かうまくやる方法を
探りたいという意向がほとんどでしょうか(~_~;)。
話を聞いていると、たいていは
かなり甘い内容です。
理想は良いのですが、実態と合わない
ことが多い。とはいえ、担当者は
勇気をもって「やめましょう」と
上層部には言えず、「どうせ社員だし
部署移動もあるかもしれないし」と
指示通りに進める…様子が目に浮かびます。
問題は、そういうところに入居して
しまう人たち。
それでも入居が埋まり、運営していけ
れば試行錯誤の上、継続可能かもしれ
ませんが、たいてい入居獲得ができず
事業の転売…コースをたどる。
ご相談を…という連絡があると、
あまり応じてはいませんが、時には
奇襲もあり、何を求めておられるのか
よくわからないことも。
エラソウに言える立場ではありませんが、
何が一番大切なのか?からずれない
ように、高齢者の住まいは考えて
いただきたいものですね〜。
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2014年12月04日
高齢者住宅への異業種参入
posted by もも at 13:16| 日記