2015年02月18日

法の隙間を縫う施設

昨年11月頃に東京都内の高齢者マンション
での虐待が話題になりました。
昨日、東京都北区が高齢者虐待防止法に
基づき指導に入ったそうです。

指導先はクリニック(医院)。
大阪でも見られたケースですが、入居者
(家族)は不動産会社と賃貸マンションの
契約をします。実際は病院から紹介をして
住まわせる。そして病院・病院が運営する
在宅介護サービスを提供する形です。

「有料老人ホームではない」として届出
はしていません。制度上、本人・家族が
賃貸マンション(自宅)に住み、単に
在宅サービスを受けているという形なら
何の問題はないからです。

しかしながら、調査上だけでも96人が拘束
などの虐待を受けていたとのこと。
これに対しクリニック側は「拘束の必要性」
を申し出ているようですが、どうでしょう?

本件に関し、桝添都知事自身がコメントを
寄せています。「法律の裏をかくような
こんなことは許されない」と。

おそらくこのマンションの衛生環境等も
よくなかったことは窺えます。実際昨年
記事になった際、元従業員や元入居者の
談話も載っていました。

一方で、このクリニックを100%悪者に
していいのか?とも思います。
今回の件があっても、家族で退居の意思を
示す人はゼロだそうです。

それでも「受け入れてくれる先」がほしい。
10年前にも都内で病院が経営する有料老人
ホームで同様のことが起こりました。
その際は「届け出されている」有料老人ホーム
でした。劣悪な環境でも、満室。

制度や法律だけの問題でなく、個人の価値観、
人生をどう生きるのか?が重要なのでは。

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posted by もも at 11:56| 日記